横浜音楽新聞 - Twilight Music Times

横浜からお届け、「音楽ブログ新聞」。記者の好きな音楽しかお届けしません。記者の趣向が出まくりです。偏向報道しまくりです。どうか悪しからず。インタビュー、ディスクレビュー、ライブレポートなど。

「このブログを、再定義する。」横浜音楽新聞。改めて始動します。

こんにちは。ヨシダケントです。

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【一】

 

昨年の春に旗揚げした横浜音楽新聞、改めてまた始動します。

 

本当は昨年の内にもっと活動するべきだったのですが、Twilight Music Clubという音楽プロジェクトを本格的に始めたということもありまして、なかなかこちらの運営の地に足をつけることが出来ませんでした。情けない言い訳!

 

https://yokohamaongaku.hatenablog.com/entry/2019/04/20/084206

 

こちらの初回の記事にて、横浜音楽新聞がどのようなコンセプトの音楽ブログかは説明しておりますので、よろしければご覧ください。

 

 

【二】

 

そして、ここで改めて、このブログの再定義をしたいと思っています。

 

 

①インタビューをする

②地域に根ざした企画を積極的に取り入れる

③好きなモノだけ好きなように書きなぐる

 

この三つを大きな根幹にします。

 

 

①インタビューをする

 

このブログにおいての強みに「インタビュー」を置きたいと思っています。

 

色んな人の話を、僕は聞きたいです。僕は人見知りですが、それでも、好きなことを好きな人と話すのは好きです。自分一人では得ることの出来ない、知識や感情の広がりを得ることができます。

 

そして、話したい人、というのは意外と多いのではないだろうか?と思っています。

例えば小さなライブハウスを主戦場に活動している、インディーズのミュージシャン。

新譜を出したとき、自主企画を立ち上げたとき、その思いを発信できる手段の一つに、この横浜音楽新聞をご提案したいです。

 

 

②地域に根ざした企画を積極的に取り入れる

 

僕は、横浜生まれ、横浜育ちの人間です。

身勝手ながら、ブログ名に「横浜」と入れてしまいました。

「出た出た、横浜市民は出身地聞かれて神奈川県じゃなくて横浜って言う、それと同じ類か??」

などと言われてしまうかもしれません。

 

実際そうです。(マジかよ)

なんか神奈川音楽新聞より横浜音楽新聞のほうがイケてる感じしませんか?(失敬)

 

とはいえ、横浜を名乗らせてもらっている以上、この地域に根差した記事、企画を多く取りいれていきたいと思っています。

 

僕自身も現役のアマチュア楽家としてこの地域のライブハウスに出入りしています。

そこで思うのは、地下のライブハウスでは、素晴らしい景色が、沢山生まれている。だけど、それがなかなか地上にまで伝わらない、ということです。

少しでもこの素晴らしい地元を(地元地元言いすぎるとヤンキーみたいだな)広められるように、微力ながら力を尽くしていきたい所存でございます。

 

具体的な拠点は、横浜町田湘南に置かせてもらうつもりです。

 

 

③好きなモノだけ好きなように書きなぐる

 

いわゆる、世間一般の音楽ブログ的な活動も、もちろんしていきます。

僕は思った以上に音楽が好きなようで、あらゆる形で音楽に愛を尽くしています。

その音楽愛を発散できる場所が、「自らのアーティスト活動」だけでは収まらないことが分かりました。

現役のアマチュアミュージシャンとして、そして、一人の音楽オタクな大学生として、

好きなものを好きなように書いていけたらいいなと思っています。

 

 

【三】

 

このアナウンスはこれで以上です。

 

本当は定期的に「毎週何曜日にコレ!」と決めた方がいいのかもしれないのですが、あくまで僕は大学生が本職であり、その次に自分の音楽活動があるため、マイペースに活動していこうと思っています。

 

まだまだ見切り発車感が否めませんが、横浜音楽新聞をよろしくお願いいたします。

煙草とコロナに息苦しい世の中。ナンバーガールと森山未來が、コロナだけを吹き飛ばした。【ナンバーガール 無観客ライブ生配信】

 

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ナンバーガール、無観客ライブを生配信」

邦楽ロックファンの多くが、この知らせをTwitterなりなんなりで目にしたはずだ。

 

今、この国では、コロナウイルスが異常なまでに流行している。

物事を流行らせるのはあまりにも難しいのに、目にも見えないウイルスが、次々と人々の体内に感染していく。

 

 

そして、感染の拡大を防ぐ為に、世の中のライブイベントの多くが、「主催者による判断」で、中止・延期となった。これは、音楽史に残るほどの異常事態であろう。日本から、次々とライブイベントが消えていった。

 

 

ライブイベントの開催の有無に関しては、日夜様々な賛否の議論が繰り広げられた。

ミュージシャンも、ファンも、イベンターも、皆苦しんでいるのが分かった。

日本のライブが、日本の音楽が、目に見えて曇っていった。

 

このような状況だからこそ、と、無観客でのライブをインターネット上で生配信をする、粋な計らいを試みるミュージシャンも多く現れた。

 

 

つい昨年再結成したばかりの、伝説のロックバンド、「ナンバーガール」もその一つだった。

 

 

突っ込まれる前に言っておくと、僕はナンバーガールにそこまで詳しくなかった。

もちろん、伝説的なバンドというのは知っていたから、大学一年生の内に、アルバムは一通り聴いた。ZAZEN BOYS向井秀徳も一通り聴いた。再結成もしたことだし、これからもっと深い沼まではまっていこう、と思っていた最中だった。(このような存在のバンド、皆さんにもあると思う)

 

 

 

だが、「にわか」の僕も、ナンバーガールの無観客ライブに「行ってみよう」と思った。

伝説のロックバンドが、再結成して間もないこのタイミングで、ライブツアーのファイナルを目前に、未曽有の「音楽災害」が起こり――それに対応する形で、Zepp東京でのライブを無料で生配信する―

 

ロックが大好きな人間として、このライブは一つの「これからの音楽」を考える上で、一つの大きな出来事となる気がした。

 

 

 

結論から言うと、実際、大きな出来事になった。令和時代でこのライブをYoutube上でやったこと、観られたこと、かなり重大な事件だった。

 

 

ライブがバチボコに良すぎたのはもはや言うまでもない。これは、ここで改めて書かずとも、ナンバーガールを知る人なら異論はないだろう。

四人の鳴らす音が、2020年の現代に、イヤホンを通過して僕らの脳みそに鋭いままで刺さった。

邦楽ロック好きの中高生も、全盛期のナンバーガールを知る音楽マニアの大人たちも、みんなが音楽少年少女になった。

 

 

 

 

音楽的なパフォーマンスに加え、個人的にグッときたのが、

 

ステージ上で向井秀徳が煙草を三本口にくわえ、煙をくゆらしながら、おもちゃの拳銃でカメラに向かって「パーン」と銃を打ち抜くシーン。

 

そして、スペシャルゲストの森山未來が、マスク姿で無観客のフロア、そして緊張感あふれるステージに乱入し、激しいダンスを繰り広げたシーンである。

 

 

今の日本はかなり息苦しい。煙草を吸うにも場所がない。

嫌煙者の声ばかりが尊重され、喫煙者は肩身の狭い現代を生きている。

何も煙草に限った話ではない。

公園で楽しむ子供たちの声が「うるさい」だとかなんとか。

SNSでの誹謗中傷、炎上しただとかなんとか。

そういった類の社会の風潮が、どんどん楽しさの首を絞めていく。

 

 

そんな時代に、ライブのステージ上で煙草を吸うアーティストなど、居ただろうか。それも同時に三本である。

向井氏自身も、このパフォーマンスは無観客だからこそできたのかもしれない。

話を聞くには、同じようなパフォーマンスを昔にもやっていたそうな。

喫煙パフォーマンスまでも、この現代に、しかもこのコロナで日本が更に息苦しくなっているタイミングで、蘇らせたのである。

これ、かなりエモーショナルじゃない?

…そんな理屈っぽい事を考えて興奮していた僕を吹き飛ばすかのように、おもちゃの火薬銃で「パーン」とカメラに向けて打ち抜く向井氏。見事である。

 

森山未來のパフォーマンスのメッセージ性も素晴らしかった。マスク姿でせき込み、フロアにうつ伏せる――あたかも現代の日本を投影するような姿を見せ――何かのスイッチが入ったように縦横無尽に暴れまくる。

途中から、全てを解放したようにマスクを外し、ステージに上がり込む。向井氏の煙草を勝手に口に咥え、勝手に火をつける。またステージから飛び降りて、満足げな笑顔で煙草を吸いながらナンバーガールに手を振る。

こうして森山氏のパフォーマンスは終えていく。

 

 

煙草は体に悪い。言うまでもない。

コロナは体に悪い。これはもっと言うまでもない。

 

 

しかし、煙草はカッコイイ。誰が何と言おうと、僕はそう思う。

というか、煙草はカッコイイ、という意見が一つの意見として認められて欲しい。

嫌煙と愛煙、どちらも同じ大きさの権利があっていいのではないだろうか。

 

 

息苦しい現代社会に、コロナが流行し、更に息苦しくなった。

煙草という制限の対象が、この今というタイミングで、ステージの表現手段として用いられたこと、かなり大きなものを感じる。

ネットで、しかも無観客だからできたこと、というのが、皮肉なようでもある。

 

話は飛ぶが、芸能人がここ数年で、規制やしがらみから逃げるように、ネットのYoutubeに参入しつつある今の現状も、エンターテインメントの時代が動いている事を感じさせる。

 

規制が娯楽嗜好の首を閉めつつある今これから。

未来はやはりインターネット上にあるのかもしれない。

そんなことを感じたライブだった。

Twilight Music Club 首謀者ヨシダ、キャリア初の本紙独占インタビュー 2/3 「モラトリアムな日々を送りながらも感じるジレンマが…」

このインタビュー記事は1/3の記事の続きとなっております。
 
 
 
ーーそれでは、歌詞についてもお聴きできたらなと思います。基本的にヨシダさんの歌詞はいつもどこかやるせないというか、切ない人間の側面を切り取っている印象なのですが、今回も、サウンド面では今までと違うアプローチではありながらも、歌詞は今までの延長線という感じを受けました。
 
「うん、そう思います。ある程度カッコつけたサウンド作りではあったんですけど、歌詞はどうしてもカッコつけられなくて。カッコのつく経験が無いっていうのが何よりも大きいのですが(笑)
むしろ、こういったシティポップ寄りのアプローチの曲で、情けない歌詞を書く、というのも僕らしくて、面白い化学反応が起こせるかなと。」
 
ーーこの曲のキャッチフレーズともいえる、「天気予報を気にする時こそ/明日を大切に覚えてるんだろう」というフレーズ、素敵ですね。
 
「ありがとうございます。ちょうど最近は大きな台風も2度ありましたし、天気予報ってのは、タイムリーな話題ですよね。台風が迫ってるって聞いて、明日台風が上陸する、となると、明日が大事な人ほど心配になるよな。と思うんです。当たり前の話ですけど。台風の日に結婚式があった人も多いみたいですし。明日が大事な日であればあるこそ、天気ってのは重要な要素で。天気予報に明日の大事さを気付かされる、というか。そういう意味でも僕達の毎日と、『天気』の関係性はあまりにも深いなと思いますね。この歌詞を書いたのは8月ですが。」
 
ーー新海誠さんの映画、『天気の子』の影響を受けたのですか?(笑)
 
「あ、いや!『天気の子』、見たかったんですけど、見られてないんです(笑)でも多分、予告編を見た感じ、主題歌いけそうですよね
(笑)」
 
ーーぜひ新海誠監督の次回作はヨシダさんにお願されて欲しいですね(笑)
 

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ーー曲の中で、「子供のまんまだよ僕は今も」と歌っていながらも、大人を示すような「酒」の描写が頻繁に出てきたり。MVでもストロングゼロを飲んだくれているカットが多く使われていますね。これも意識されてのことですか?
 
「さすがのご指摘ですね!(笑)歌詞はそれぞれの解釈に委ねたいので、あまり歌詞について語りすぎるのは避けたいんですが、この2つの描写がこの曲の肝で。
僕も今年20歳になって、酒を飲めるようになって。少しずつ大人に近づいているという実感もある。でも、結局の所、内面は相も変わらず臆病な子供のまんまなんですよね。
でも周りの人達ーー特に女子は、どこか大人びて見えるんですよ。このぐらいの年頃にありがちな感情だとは思うんですが。 
そういう、なんと言いましょう、モラトリアムな日々を送りながらも感じるジレンマといいますか、そういう題材は僕が日々苦しんでいるものであり、それでいて僕の大好物ですね。」
 
ーーなるほど。確かに、ヨシダさんの曲の主人公はいつも大人になろうとしているようで、少年のような印象を受けます。普段ヨシダさんの独特の世界観を持った歌詞はどのようなスタイルで書かれているのですか?
 
「うーん、1番多いのが、ギター爪弾きながら鼻歌を歌って、それに歌詞をつけていくという手法ですかね。そういう意味では曲と歌詞は同時に出ることが多いかもしれない。でも最近は、通学時間にちょちょこ歌詞をスマホevernoteに書いて、そこに曲書いたりしてるので、色々スタイルも柔軟になってきています。んーーーやっぱり、基本的に幸せな時には曲書けないですね(笑)あぁぁぁぁ!疲れたぁ!もう無理!って時の方が良い歌詞は書けます。何クソ、お前らクソ、俺を舐めんじゃねえよ!みたいな感情はどの曲の根源にもありますね。いつか見返してやりたいんですよ、この世の中の不条理に。僕の音楽で。」
 
ーーカッコイイですね。Twilight Music Clubも、今までのヨシダさんの作詞スタイルは崩さないのでしょうか?
 
「いや、バリバリに崩していきますよ。『こうでなくちゃいけない』みたいな固定概念がミュージシャンにはあると思うんです。例えば、『ロックバンドはテレビに出るべきじゃない』『アイドルは恋愛をしちゃいけない』みたいなね。それはそれで素敵なんだけど、Twilight Music Clubはそれを全部きまぐれでやっていきたい。『この曲は大きな舞台でやりたい』『この曲はアンダーグラウンドだけで鳴らしたい』みたいなね。だから、歌詞に関しても、『こうでなきゃいけない』というのを全部とっぱらいたい。今の時点でコテコテのアイドルソングの歌詞も書いてるし、女性目線な歌謡曲の歌詞も書いてるし。ほんと色々なスタイルの作詞に挑戦しています。現時点でも、Twilight Music Clubには繊細な文才を持った人を多く抱えているので、そういった人達にも歌詞を頼もうか、と考えていたり。うん、可能性しかないですね、今のTwilight Music Clubには。」
 
 
 

話はTwilight Music Clubそのもの哲学にまで深まっていった。次回が全3回のインタビュー最終回。Twilight Music Clubのコンセプト、そして、TMCはこれからどう舵を取っていくのか、さらに深く質問していく。

 

 


天気予報を気にしてる - Twilight Music Club [Music Video]

 

1st Single 「天気予報を気にしてる」ダウンロード・ストリーミングサービスへの各種リンクはこちらから!

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Twilight Music Club首謀者ヨシダ、キャリア初の本紙独占インタビュー 1/3「デスメタルやろうと思ってました」

フロントマンを務めていたバンド、サケノツマミが無期限の活動休止。ATMで一万円を下ろそうとして、キャッシュカードだけを抜いて帰宅。

度重なる苦難を乗り越え、稀代のエンターテイナー、ヨシダケントが、新たな勝負に出る。


そのプロジェクトの名は「Twilight Music Club」。彼曰く、「メンバーもジャンルも固定しない音楽集団」だそう。しかし、2018年初秋の活動開始アナウンスから約1年、表立った活動は特に無し。


そんな中、2019年10/22(火・祝)にシンガー、Hinaをフューチャーした1st Single「天気予報を気にしてる」をデジタル・リリースする事がついに発表された。


この1st Singleに込めた思いとは?そして、気になる今後の展望は?


本誌編集長、吉田が、ヨシダケントに独占インタビューを決行。なんでもキャリア初のインタビューだそうだ。それでは、貴重なインタビューを、ご覧下さい。

 

「この曲を出すまでの一年間、死ぬほど曲書いてて。」
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ーーまずは、1stSingle「天気予報を気にしてる」配信決定おめでとうごさいます。素晴らしい曲だと思います。


「ありがとうございます。吉田さんにそう言って貰えるとはなぁ!光栄です(笑)」


ーー最初に聴いて驚きました。ヨシダさんがずっと活動されてきた、サケノツマミとはかなり違った音楽性で。


「うん。そうですね。サケノツマミはロックバンドですから、余計な飾りはつけず、3人だけで無骨にロックをやる事をコンセプトにしていました。でも、Twilight Music Club(略:TMC)はメンバーもジャンルも一切固定しない事がコンセプト。だからこそ、初手はサケノツマミとは遠いところの音楽がやりたかったんです。」


ーー最近まで流行っていたシティポップの空気をどことなく感じました。


「なんか、語尾にClubがつくバンドって最近沢山居ますけど、Clubがつくバンドって、大体、シティポップ寄り、というか、最先端のポップ・ミュージックを鳴らしてるイメージあるんですよ。Awesome City Clubとか。」


ーー確かにそうですね。その辺も意識されたんですか?


「もちろん(笑)いや、もともとはそれを避けたくて。シティポップとは違うジャンルで初手を打とうと思ってたんですよ。『ああ、またClubがつくバンドが、似たような音楽やってるのか』って思われるのが嫌で(笑)デスメタルとかやろうと思ってました(笑)」


ーーデスメタルやろうと思ってたんですか(一同笑い)では、何故この曲をリリースされようと?


「んー。この曲を出すまでの1年間、死ぬほど色んな曲書いてて。曲書いたら、パソコンで編曲して。編曲に関しては完全に初心者だから、ゼロからのスタートで。ああでもない、こうでもないって奮闘してて。作った曲は、どれも悪くは無いんですけど、TMCが仕掛ける初手としては、なんか違うかな、というのがあって。アレンジまでほぼ出来上がってるのに、ボツにした曲も沢山あります。そんな中で、今年、大学の夏休み入ってから、この曲がポロッと出来て。あれ、これが初手にいいんじゃない?と、直感で。」

 

「TMCがなんたるかのアティチュードを示すには、とりあえず自分が背中を見せることが大事かなと思いまして」
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ーー序盤では、ヨシダさんの曲では聴いたことの無いラップ調のリリックが印象的です。


「初の試みですね。ラップボーカルみたいなの、やりたかったんです。ヒップホップも普段よく聴いていて。この曲に関しては、ヒップホップというよりは、ポップミュージックにラップ風のボーカルを載せた、って感じですけど。多分これをラップと呼んだらラップ畑の人に怒られる(笑)」 


ーー後ろの楽器は全てヨシダさんが演奏されているんですよね。


「はい。今回は全部自分でやりました。これからは色々な人に演奏してもらいたいと思っているんですが、TMCがなんたるかのアティチュードを示すには、とりあえず自分が背中を見せることが大事かなと思いまして。編曲に関しても、色々試行錯誤しましたね。なんせ初めてのジャンルなので。」


ーーヨシダさんのラップ調のフレーズから、ゲストボーカルのHinaさんのフレーズへ切り替わる訳ですが、Hinaさんについてのお話も聞けたらいいなと思います。


「Hinaさんは高校時代からの友人です。同じ軽音楽部で、一緒にバンドをやってました。当時から本当に仲が良くて。朝までくだらないグループLINEしてたメンツの1人(笑)当時から僕の音楽活動をすごく応援してくれてたんですよ。良き理解者って感じで。高校から今に至るまで、ライブの度に応援してくれています。」


ーー良い関係ですね。そんなHinaさんを1st Singleに起用した理由とはなんでしょう。


「彼女は端的に言ってとっても歌が上手いんですよ(笑)絶対音感を持ってるし、声も良い。彼女と何度かデュエットでライブしたことがあって。お互いの声が良い感じに合うんですよね。幸い、向こうも同じことを思っていてくれてたようで。
僕の今までの活動を理解して、応援してきてくれた。なおかつ何度も一緒に音楽をやってきた。TMCの初手には、そんな彼女を選べば違いないなと。」


ーーなるほど、実際に、間違いのない仕上がりになっていると思います。


「ですよね!彼女にも伝えておきます。ありがとうございます(笑)」

 

今回はここまで。インタビューは全3回の構成になっている。第2回は主に歌詞について掘り下げ、第3回ではTMCのコンセプト、そして、今後の展望について語っている。ご期待をお願いしたい。(インタビュアー・吉田ケント)

 


天気予報を気にしてる - Twilight Music Club [Music Video]

 

「天気予報を気にしてる」のダウンロード・ストリーミング各種リンクはこちらから。

 

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本物のロックバンドはアリーナをライブハウスにできるという証明 My Hair is Bad 横浜アリーナ 4.16 ライブレポート 【後編】

遅くなりましたすいません。忙しくたって最後までやりきろう。レポート後編です。 


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前編はこちら。

https://yokohamaongaku.hatenablog.com/entry/2019/04/22/214052


ライブハウスシーンの最前線にいたMy Hair is Badのようなバンドが、横浜アリーナでライブをやるわけだ。


当然のようについてまわるのが、「やっぱこのバンドはライブハウスの方がやっぱいいな〜」というコメント。


いや、そりゃそうだ。ライブハウスの方が近いし。狭いし。バンド音楽なら、あのぐらいの空間の方がよく鳴るのは当然な話だ。


しかし、世間はロックなんて聴かない、言わば「あいみょん時代」になった今でも、ライブハウスには収まらないほどの人気をつかむバンドはコンスタントに現れる。


そして、人気なバンドが、ライブハウスから溢れたオーディエンスを収めるには、アリーナという選択肢が不可欠になるのは当然な話だ。


長らくライブハウスで活動してきたMy Hair is Badもライブハウスに収まりきらないほどのデカいバンドになった。

 


マイヘアはここ最近のロックバンドの中でもド直球なライブハウスサウンドというか、タイトなリズム隊に、歪んだギターバッキングというサウンドが持ち味だから、なおさらに、「マイヘアがアリーナ、どないやねん」と思った人も少なくないのでは。


しかし、「どないやねん」という層の人も「これはすげえや」となったようなライブだっただろう。

 


あ、ちなみに、僕は元々「どないやねん」とはなっていなかった。
というのも、最新音源である「hadaka.EP」を聴いてなんとなく、「アリーナにも合いそうやな」と感じていたからだ。最新EPでは、本人が意識したかは分からないが、どこかサウンドがアリーナスケールになっている印象があった。


サウンドがアリーナスケールに進化するバンドは多い。わかりやすい例を出すと、ワンオクの進化の変遷が分かりやすいだろうか。ライブハウス的なサウンドから見事にスタジアム・ロックに進化するバンドというのは数多い。

 


マイヘアは、ワンオクほどあからさまではないが、音作り、曲作りから、スケールの巨大化を感じた。もちろんポジティブな巨大化。笑


多分、マイヘアも、ワンオクもそうなのだと思うが、バンドって、デカくなると自然に曲もデカくなるのかな?と考察している。
沢山の場数を踏んで、背負うものも増える。
そんなバンドの内面から、無意識に曲の規模が大きくなるのだろうか。


特に、「hadaka.EP」の表題曲「裸」にはその傾向は顕著で、全編通して鳴り続けるアコギ、クランチよりの深めなアルペジオ、皮物中心なフレージングで叩かれる壮大なドラミングは、「アリーナ映え」する曲だと真っ先に感じた。

 

 


で、肝心のライブ、その予想と期待は全部当たった。上回った。ぶち上げてくれた。


まず、最新e.p.に限らず、インディーズ期の曲もスケールがでかくなっていた。3人しかいないのに、3人の鳴らす音に、拳をぶちあげずにはいられない。このバンドが踏んできた、ライブの場数と、人生の場数が、曲をアリーナに連れていったのだろう。


「真赤」の時、照明がだだっ広いアリーナを、椎木さんを中心に照らした。本当に鮮やかな赤だった。紅だった。そして、「あの時見た色は、確かにこの色だった」(うろ覚え、、、)みたいなエモい一言をつぶやき、歌い出す。このシーン、かなりの圧巻だった。ライブハウスでは見られない景色、間違いない。


2万人近くを前にしているとは思えないマイペースなMCが、寧ろ尚更にライブの多幸感を駆り立てる。しかし、マイペースかと思いきや、「フロナウオン」の周辺の緊張感、熱さは唯一無二のもの。言わば、マイペースの意味合いが代わる。完全に、マイヘアの、椎木知仁という男のペースに、その言葉に飲み込まれる。
へ、マイヘアのペースってマイペースやな、ふはは。

 


ライブを見終えて感じたのは、「良いバンドはアリーナでもライブハウスでも最高」というシンプルな結論。
しかし、当たり前のようで、これを当たり前にやるのはかなり大変なこと。

 


ニゾンスクエアガーデンのライブを見た時もそうだった。ユニゾンは、バンド自身が小さめの会場を希望している。しかし、最近、あまりにも人気があるので、オーディエンスが会場に収まりきらないという現状を受け、アリーナクラスの会場でも渋々ライブをやるようになった。


しかし、もう、アリーナも、ライブハウスも、ユニゾンにとってなんにも関係ないのだ。相も変わらず最高なライブをユニゾンは見せてくれた。

 


つまりの所、ロックバンドはどんどんアリーナでライブをやるべきだし、やって欲しい。
デカいとこでデカいことをやる、そうする事で、また音楽が不特定多数へ広がっていくような、そんな気持ちがある。


もちろんライブハウスでも引き続き見たい。ライブハウスが最高なのには変わりないから。


でも、最高な曲はアリーナでも最高なままそこにある。ライブハウスと同じ機材で、同じ人達が演奏している。

 


バンドがアリーナでライブをするというのは、嬉しくもあり、切なくもあり、という複雑な気持ちになる人も多いだろうが、多分アリーナに行ってもそのバンドは最高だと思うから、是非、これからもついて行って欲しいし、ついて行きたいと思った、そんなライブだった。

ビバラ三日目(5/5)を非論理的にレポートする


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VIVA LA ROCK 2019に行ってきた。僕にとって初めてのビバラだ。参加したのは三日目(5/5)。この日を選んだ理由は単純。好きなアーティストが1番多く出ていたからだ。


いっちょ前に音楽メディアなんて作った僕だ、この体験を書きのネタにしない手はない。


とはいえ、きちっとしたレポートは、フラッシュレポートとしてプロのライターさんによって終演後すぐに公式サイトで公開されているわけだから、あえて僕は、非論理的に、ざっくりと、書き殴ってみようと思う。長くなりすぎませんように、、、。


見たアーティストしか書けないし、全てのアーティストに同じ熱量で書いてしまうと文があまりにも長くなるので、端折りつつ書くことになりますが、そこに悪意はないのでご了承ください。


さいたまスーパーアリーナについて
Hump Back
the telephones
yonige
NICO touches the walls
SHISHAMO
ハルカミライ
ズーカラデル
UNISON SQUARE GARDEN
マキシマムザホルモン二号店
UVERworld
KANA-BOON
クリープハイプ
総括


といった構成になる。


今回は前編として


さいたまスーパーアリーナについて
Hump Back
the telephones
yonige
NICO touches the walls
SHISHAMO
ハルカミライ


について書きたいと思う。

 

 

さいたまスーパーアリーナ→横アリの上位互換??


たまアリに行くのは初めてだった。僕がアリーナで見るライブといったら殆どが横アリだ。


たまアリは横アリの上位互換な感じがあった。駅からのアクセスもいいし、アリーナ周辺のスペースも充実している。
たまアリで4ステージ体制もの大きなフェスを4Daysも運営できるのは、やはりたまアリの能力あっての事だろう。

 


Hump Back 

 

このフェスのプロデューサー、鹿野さんの前説を経て登場、トップバッター。


にしても鹿野さん、前説盛り上げすぎ。最高にかっこよかったっす、鹿野さん。さすが、ビバラを背負う男だ。ある意味前説を盛り上げすぎて出演者のハードルがバカ上がりしていたんだけど、Humpはそれを余裕で越えてきた。


小細工なし、ド直球な曲、ド直球なライブだから、こっちもド直球で聴ける。ガールズバンドどーこーじゃない。ロックバンドとしての理想系がそこにあった。


来週には野音でのワンマンライブも控えているHump。ド直球にアツイバンドがもんどん多くの人に受け入れられていくのを見るのはとても気分が良い。そして、相変わらずMCがめちゃめちゃアツイ。萌々子姉さん!これからも俺たちを拳でぶん殴ってくれ!

 


the telephones


俺の青春の確実に重要な所にいるバンド。僕には石毛さんに憧れて唇サングラスをビレバンで買った歴史がある。
活動休止期間を経て、最近またライブをしてくれるようになった。


石毛さんとノブさんが活休中に組んだlovefilmはボーカルが不倫して実質上活動が止まってるし、涼平さんと松本さんが活休中に組んだFINAL FLASHはDOTAMAがフリースタイルダンジョンのMステ出演とライブをダブルブッキングしてライブをキャンセルしてから活動が停止している(DOTAMAさんもやむを得ない感があるので責められない)、メンバー4人はテレフォンズの活動休止間、厳しい局面に晒されることが多かった。


lovefilmもFINAL FLASHも好きなので、活動はこれからも続けて欲しいと切に思うが、この4人のホームは、やはり、テレフォンズなのだ、と感じさせるライブだった。


埼玉で、埼玉の生んだ幸せなバンドの、幸せそうな顔を見られてよかった。


それにしてもノブさん、相変わらずガリガリだったな。


yonige

 

ドラムにサポートメンバーを招き、長らくスリーピース体制で活動してきたyonige
しかし、なんと今回はサポートギターを入れた4人体制での出演。
スリーピース体制のバンドがサポートを入れる時には、当然に賛否が伴うものだ。


yonigeに関しては、「あれ、4人、めちゃめちゃ良いな、、、」という印象を持った。今改めて音源を聴き返すと、yonigeの曲、特に最近のyonige曲のあの空気感は、ギター2本の方が映えるのではないかと。


4人体制というのもあったのか、ライブのyonigeは想像以上にオルタナティブな音像で驚いた。メンバーのビジュアルも相まって、イギリスのオルタナバンドを観ているような錯覚を抱いた。 


yonigeのライブは、無理に手を挙げたりせず、後ろでそっと突っ立って聴くのが気持ち良い、気がした。


最近、Humpとyonigeはガールズバンドのスーパーソニックとして並べられることが多いが、それぞれのバンドがそれぞれの形で進化をしている。良い意味で簡単に2つを並べられないバンドになった。

 


NICO touches the walls


めちゃめちゃ歌上手い。演奏も。何よりギターがあんなにテクニカルだとは知らなかった…カントリー、ブルース、ロックンロールといった土臭い音楽の影響をここまで感じるとは。


しかし、その土臭さを上手く邦ロックリスナーの耳に合うようにに昇華させたのがNICOだ。土臭い音楽なんて聴かなそうなライト・リスナーの心を掴む爽やかなソングアレンジは天下一品だった。
 


SHISHAMO


ホルモン二号店を見るための整理券の列に1時間並び、飯を食う間もなくSHISHAMOへ急いだ。


もともと好きだったけど、更に好きになった。予想の1000倍良いライブだった。


めちゃめちゃ可愛い。なんなんだ。正直、クラスに1人はいそうなメンバーだなーと思った時があるが(失礼)、このライブを見たあとだとそんなこと言えねー。SHISHAMOは、もはや魚じゃなく、天使だ。


分かりきっている事だが、曲がめちゃめちゃ良い。既存のガールズバンドの系譜にある曲作りなのに、オンリーワンに聴こえるのは、さすがガールズバンドのスターと言ったところか。


ハルカミライ


でました。ハルカミライ。正直に言う。優勝だと思う。色々な感想が全部吹き飛ぶくらい良かった。僕の大好きなバンド。


初っ端からボーカルの学さんが客席に持ち上げられて歌い出す。TOSHI-LOWがよくやるあれだ。ベースも客席に降りてくるし、ギターも客席に降りてくる。もうめちゃくちゃ。ドラムも暴れる暴れる。


それでもライブが破綻しないのは、ハルカミライの曲の骨組みがあまりにもしっかりしているからだ。 


「良い曲」を良い感じにやるのはどのバンドも体現できることだが、「良い曲」にさらにライブ上で劇薬を加え美しい大爆発を起こすバンドは、もれなく伝説になるバンドだと思っている。


さいたまスーパーアリーナには沢山のお客さんが来ていたが、全くハルカミライに興味がなく、なんとなくスタンド席で聴いていたような人も、この日のハルカミライには撃ち抜かれたのではないか。


小さい子供を連れて退屈そうな顔をしている親御さんも何人か見かけたが、ハルカミライのライブには、いつかのブルーハーツのような衝動に突き動かされていたのではないか。そんなことを考えてしまった。

 


前編はこの辺で。後編は、


ズーカラデル
UNISON SQUARE GARDEN
マキシマムザホルモン二号店
UVERworld
KANA-BOON
クリープハイプ
総括


のレポート。お楽しみに!

「量産型マイヘア系バンド」になりかけた僕があえて言う『マイヘアっぽくて何が悪い!』 @My Hair is Bad ファンタスティックホームランツアー @横浜アリーナ 4.16 ライブレポート 前編

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最近、若手バンドのYouTube動画へのコメント欄で目立つのが「マイヘア感」「まーた量産型マイヘアバンドかよ」とかいうコメント。

僕がリスペクトしている地下室タイムズにもこのような記事がある。痛烈だなー。

 

https://basement-times.com/fake-my-hair-is-bad/

 

正直な所、「マイヘアっぽい」バンドが量産されているのは事実だ。


男女のリアルなセンチメンタルを、赤裸々な歌詞に乗せて歌う。サウンドはシンプルなギターロック。ボーカルは大きめのTシャツにちんこ頭。インナーカラー入れてディッキーズとか履いちゃう女にモテそうな顔。こういう特徴のバンドが増えてきた。


この手の言い回しをすると、あたかも「量産型マイヘア系バンド」が悪い物であるかと思われるかもしれないが、ほんとに、それは悪い物だろうか?


僕は、そうとは思わない。

 


なぜなら、かくいう僕も、量産型マイヘアバンドになりかけていたからだ。笑

 


ノイジーロンリーノスタルジー - サケノツマミ Live at 横浜ベイジャングル 【初ライブ】2018.8.13

 

(似ている、似ていない、色々な意見あると思う。僕だって色々なアーティストから影響受けてるし。どちらかいうと、似てない、と思って貰える方がありがたい笑 ちなみに、僕は、髪質的にちんこ頭になれないし、インナーカラーの女子からモテる気配もない)

 


1つ釈明をするなら、スリーピースで、日本人が好きそうなギターロックをやると、
基本パターンとして、マイヘアのような直球になるか、もしくは凛として時雨みたいな変化球になるかしかない、みたいな所があるのだ。最小のバンド編成故に、音楽ジャンル的縛りは多いのである。分かってくれるかなー、このKIMOCHIを。。

 


もっとも、その枠組みを越えようと頭を捻り、それが見事成功したスリーピースバンドが第一線で活躍している、と言える。

(僕も、今はその枠組みを越えた曲を目指し鋭意制作を続けている、、、)

 


もちろん、僕含め沢山のマイヘア系バンドは、パクリの類をしたい訳では無い。
ひとつの、ムーブに乗ってしまった、だけなのだ。例えばハイスタンダードが売れた時、似たようなメロコアバンドが量産されたという。あれと同じことなのだろう。


カッコイイ服は自分も着たくなる。カッコイイ映画のセリフは、自分も言いたくなる。そういう感覚の話なのだ。物凄くピュアな所に僕らはいるって事を強く言っておきたい。


そりゃー、金稼ぎ目当てとか、女目当てとか、そういうクソも中にはいるかもしれないけど、ほとんどのバンドはピュアなバックグラウンドがある、はずだ。


だから、だから。そんなに怒らないで欲しい。最近の世間、ずっと知覚過敏だ。

 

 


事、売れる事を考えるならば、「○○っぽい」バンドは圧倒的に不利である。「○○っぽい」バンドを聴くなら本家の方がいいに決まっている。あったりまえだよなあ。


そのぐらいの事、バンドやってる人はみんな分かっていて、憧れのバンドと、己のオリジナリティの狭間で悪あがきをしている。僕もその1人だ。


悪あがきの末に出る結果が、メジャーデビューなのか、解散なのか、分からないが、ミュージシャンは一生悪あがきなんだよ。ね。
ゴミ箱みたいな生活の隅っこで、このような偉そうな事を言ってみる。

 


だから、どうか、「○○っぽいバンド」を知覚過敏に叩かないで欲しい。何故なら僕たちも知覚過敏だからだ。僕達は今、歯医者に通ってる最中なのだ。ドラッグストアで、シュミテクトを買ってきたところなのだ。


そりゃー、俺だって歯に染みることなんて気にせずソフトクリーム食いてえよ。冷たいものが歯に染みる苦しさは経験した人にしか分からないんだよ。なってみなくちゃわからないんだ、!!
 

 


…はい、実はこれ、ライブレポートなんです笑

 


多くの若手バンドに影響を与え、かく言う僕も多大な影響を受けた、新潟県上越のロックスター、My Hair is Bad


躍進を続けるマイヘアが、我らが横浜はクソでかいライブハウス「横浜アリーナ」でギグをやるというので、満を持して、マイヘアの掌に踊らされに行ってきた。


……
後編に続きます。(明日明後日には公開します)
ご覧になって下さった皆さん、ありがとうございました。後編もよろしくお願い致します。